
7月11日(日)かごしま市民福祉プラザにて「未来を創る当事者となれ!~変革の能動者育成セミナー~」が行われた。
本会セミナーの開催に先立って開講式が行われた。始めに、下田勝利理事長から開講の挨拶があり、「JC活動は鹿児島をこよなく愛するJCメンバーによって取り組まれているが、受講生の皆さんも将来の鹿児島のために、本セミナーを実りあるものにして欲しい」と述べた。
次に、変革の能動者育成委員会の土屋委員長から本セミナーの主旨説明があり、「現代は政治・経済が錯綜した時代だが、幕末・維新期にかけて薩摩の先人たちが近代日本の礎を築いたことに思いを馳せ、本セミナーの受講を契機に、変革の能動者として新しい社会を切り開く役割を担って行動して欲しい」と挨拶を述べた。
まず始めに変革の能動者とは?という部分での導入として「薩摩藩英国留学生の思いと功績」について映像による紹介があった。薩摩藩英国留学生の心を支えたものは、「新しい日本を作りだそう」という志と使命感だったが、現代の鹿児島に住む我々も「自分こそが未来の鹿児島を創る」という高い志と使命感をもって、自分の力で自分のできる一歩から行動を起こそうという内容で始まった。
第①プログラムでは、鹿児島県 県民生活局 山下侯人共生・協働推進課 課長から、『私たちかごしまの現状と課題について~共生・協働の地域社会づくり~』をテーマに講演があった。
第②プログラムでは、かごしまNPO支援センター小浜洋一理事長から「社会や地域を創る活動について」をテーマに講演があった。小中学生にお金や仕事の大切さを知ってもらう「子ども起業家塾」や高齢者向けの会費制家庭ゴミ回収サービス等、県内各地のNPO活動の事例が紹介された。次に、「真の能動者」になるためには、【地域の課題を見つけるアンテナを広げること】【一歩踏み出す勇気を持つこと】【小さなことでも自分でできることから始めること】、【たくさんの人との関係を大切にすること】等、受講生に実践的なアドバイスをされ、「鹿児島のまちづくりのために夢を互いに語り合って形にしていきましょう」と熱いエールを送られた。
第③プログラムでは、よしのねぎぼうず永山恵子理事長、くすの木自然館 立山芳輝理事長、FMさつま 勝矢政和理事長をパネリストに、「使命感と取組について」をテーマにパネルディスカッションが行われた。各パネリストの自己紹介に続いて、起業に際して苦労したことについて発表があり、受講生からも積極的な質問が寄せられた。
次に各パネリストの「マイゴール」が発表され、永山理事長からは「地域(吉野地区)の将来を次世代にどのように繋げていけばいいか語り合う仲間づくりと情報発信」、立山理事長からは「錦江湾国立公園の実現をとおして、環境保全を目指した人材育成の推進」、勝矢理事長からは「鹿児島が大好きな子どもたちをたくさんつくること」が述べられた。コーディネーターの松山真輔君から、「地域コミュニティのリーダーには、地域の課題は何かアンテナを張り続けていくこと、ゴールの先のゴールを追い求め続けていくパワーが必要である」との総括があり、受講生たちは誰もが各講座を自分のものにしようと真剣な眼差しで聞き入っていた。その後、今後のスケジュール確認と、1日目の
講座をしっかり振り返りシートにてまとめをし、1日目のプログラムを終了した。
第2日目は、7月18日(日)に、「学ぶ」をテーマに現地体験形式で行われることとなっている。
(記事:島津忠裕)
(写真:迫田章・鵜木利成・迫裕一郎)