JC プレス 3月号 |
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2月例会開催
| 西部 邁氏をお迎えして 2月23日(火)2月例会が開催された。今回は、評論家西部 邁氏をお招きし、「まちがいだらけの平成改革」と題しての講演会が開かれた。 |
西部氏は、ここ10年来の日本の政治・経済を「規制緩和」「価格破壊」の視点から独自の見解を展開。規制緩和については、規制の種類を@慣習・習慣的規制A介入的規制(政府によるもの)B法律的規制に分類され、法律的規制が中心のアメリカ社会を痛烈に批判。日本はどうしてそんな社会を受け入れなければいけないのかと、数々の規制緩和に疑問を投げかけた。価格破壊も基本的に経営をつぶすもとであり、経営者・消費者それぞれの立場にとっても将来の計画がまともに立てられない弊害を指摘。 続いて東南アジアの状況、ユーロに対する概念など具体例を交えながら、今後の日本にとって必要なことを経済・政治・社会・文化の面から示された。中でも、「政治」については、未来において想定される危機をいかに管理できるか、そのためにリーダーシップのとれる政府が大事であり、マーケット活性化のためには公共的な条件を再整備していくことだと強調された。 最後に深野木副理事長からの質問“(私たちに必要な)気構えとは?”に、危機に対して正面から立ち向かう勇気だと締めくくられた。政治家やマスコミの姿勢を随所に鋭く切る(JCメンバーにとっては耳の痛い話もあったが…)、独特の超辛口発言に引き込まれ、時間の経つのも忘れるほどの内容であった。 |
この講演会は、理事・役員方々のご尽力により、私たち(社)鹿児島青年会議所メンバーが、いかに政治に関わり、経済活動をするべきかについての一助となることを目的に実現された。講演内容は非常に興味深いものであり、新しい意識改革へのポイントをいくつも問題提起していただいた。この日は、ご本人60歳の誕生日とのこと。北海道ご出身の西部氏が、ここ鹿児島で記念すべき還暦をお迎えになられた。今後ますますのご活躍とご健康を心からお祈り申し上げたい。 |