| 9月9日(土)、鹿児島市中央公園(テンパーク)やその周辺施設で「かごしまコスモフェスタ2000」(KCF2000)が開催された。当日は、心配された天気が嘘のように朝から陽が射し込む日和となり、親子連れなど約3,000人の市民が集まった。 「ひろがる宇宙、つながる宇宙」をテーマに、“知っていましたか、鹿児島が宇宙に一番近いまちだということを”鹿児島市民に広くアピールする絶好の機会。まちづくり推進委員会メンバーを中心に綿密な準備がなされ本番を迎えるにいたった。 メーンステージでは、文部省国立天文台ハワイ観測所と会場をテレビ会議システムで結び、森本 雅樹氏(鹿児島大学名誉教授)と同観測所の布施 哲治氏との宇宙会議が行われた。 県文化センターで行われたジュニア・ワールド・ゲームには、約80名の幼稚園児・小中学 イベントの締めくくりに、今日の光景がノアビジョンに映し出され、土橋 葉子君のチェロ演奏が響きわたった。心地よい夜風に秋の気配を感じ、空を見上げ芝生で過ごす。何とも言えない雰囲気につつまれた。 鹿児島県宇宙開発促進協議会・鹿児島県天文協会など関係団体との折衝、地元マスコミ各社へのPR、宇宙手作り教室・天文教室・科学教室・ジュニアワールドゲーム等の設営、アースターくんステッカー作成などなど多岐にわたって事業運営をこなしてきたまちづくり推進委員会のメンバーをはじめとする関係の皆さん方、ほんとに本当にご苦労さま!! |
| 9月26日(火)、9月例会が開催された。未来子供委員会が担当し、講師には経営コンサルタントとしてまちづくり、村おこしのパイオニアであり、また「日本ふるさと塾」を主宰し教育活動にも熱心な萩原 茂裕氏をお迎えした。 萩原氏の講演は通常3時間とのことであったが、今回は特別に2時間でまとめていただいたものであり、テーマは「鹿児島は子供達への贈り物(かごんまは、こどんたちへのおくりもん)」であった。 はじめに長野県飯田市にあるりんご並木通りの歴史の話から始まった。これは、萩原氏が取材を続けてきたものであるが、飯田東中学校の子供たちが自らの発案により駅前の通りにりんごを植樹し、50年もの長きにわたって育てあげ、地域のひとたちも協力しているというもので、途中のさまざまな苦労や感動的なことなどが盛り込まれた、まさにまちづくりのお手本が凝縮されているような内容に、みるみるうちに全員が引き摺り込まれていった。 萩原氏は全国の中学・高校への講演を盛んに行ってらっしゃるが、その地域のひとたちが自分たちの町にある史跡について意外に知らないことが多いということを、現在NHKの大河ドラマ「葵三代」の松平忠輝公にゆかりのある飛騨高山のこと、また氏のJCでの講演を契機に、徳川 家光公の姫君ゆかりの話から青森県の津軽と群馬県尾島町の交流が大規模なねぷた祭りに発展していったことなどの事例をあげられ、我々も鹿児島の歴史について再認識することの大切さを知らされた。 結論として、まちづくりの基本は、こどものきれいな心を町づくりを通してさらにきれいにするというものであること。知るだけではなく、汗を流して作り変えること、継続することに心がけなければならないと述べた。 今回の例会を通して、まちづくりはひとづくりからということを改めて認識させられるものであった。萩原氏に感謝申し上げるとともに、今後のますますのご活躍をご祈念申し上げたい。 |