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第37回 鹿児島ブロック大会 in 徳之島 開催

 

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6月11日(土)12日(日)の2日間にわたり、徳之島の地において「第37回鹿児島ブロック大会 in 徳之島 Passionate energy ~情熱溢れる行動で創る地域の元気~」が開催された。

 

県内12LOMおよび九州地区から多くのJCメンバーが集い、徳之島に根付く情熱溢れる文化を感じ、自立した元気な地域を作り出していく気運を高めた熱い大会になった。

 

本大会は、公益社団法人 日本青年会議所 九州地区 鹿児島ブロック協議会が主催し、社団法人 奄美大島青年会議所が主管LOMを務めた。大会初日となる6月11日、会場となった徳之島町文化会館では結団式の後、分科会とメインフォーラムが行われた。

 

 

分科会のひとつは「地域における災害支援ネットワークの活用術」。講師としてNPO法人地域防災推進協議会 前原 徳雄 理事長をお招きした。

 

「災害においては、ほんの数分の判断の遅れが命取りになる。素早い情報共有と地域住民が自分たち独自の判断で避難ができる体制作りが必要」と語る前原理事長。

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奄美の地は昨年豪雨災害に見舞われとこともあり、さらに2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて参加者たちは「他人事ではない」と非常に高い関心をもって熱心に講話に聴き入った。

 

続いて、次世代鹿児島創造委員会による「災害支援ネットワークの必要性について」というプレゼンテーションが行われ、災害時における迅速な被災状況・支援要請の取りまとめ、物資・人的支援活動の割り振りを行う支援ネットワークの確立が提唱された。

 

その後、鹿児島ブロック協議会災害支援ネットワーク結団式が行われた。県内12LOMの理事長たちがJC旗に署名し、一致協力して防災・減災にあたる支援ネットワークの立ち上げを宣言した。 結団式.jpg

 

 

 

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メインフォーラムではまず第一部として「地域の自立に向けて 〜CBで地域の自己決定権を維持しよう〜」と題してコミュニティビジネス総合研究所 細内 伸孝 所長による基調講演が行われた。

 

CB=コミュニティ・ビジネスとは、地域住民が自らの手で立ち上げ、地域で必要とされているサービスを提供したり、地域の文化や特産物・観光資源等を活用して世界に向けてその価値を発信していく、地域住民主体のビジネスのことである。

 

「今や地方の小さな地域コミュニティは少子高齢化・後継者不足・仕事がない・空家空店舗の増加・医療福祉の不十分などの諸問題を抱え、人がとても生活しにくい限界集落と化しているところがある。従来型の、行政や公共事業に頼る姿勢では立ち行かなくなってきている。」と語る細内所長。

 

「コミュニティ・ビジネスを創出することで、女性や高齢者が働く場を作ったり、外部から働き手を呼び込むなど、それらの諸問題を解決できる可能性が見い出せる。」と、具体的な成功例・先進事例を挙げながら解説した。

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第二部では「共生・協働による地域づくりについて」と題したプレゼンテーションが行われた。

 地域には様々な種類の小さなコミュニティ(商店街の組合や小学校区の父母会など)があり、それぞれに問題を抱えているが、孤立したままでは問題解決能力に限界がある。

そこでそれらの小さなコミュニティを繋ぎ、情報や問題点を共有しながら自助/互助を推進させる「コミュニティ・プラットホーム」が必要となる。各地の青年会議所がその「コミュニティ・プラットホーム」となることで、地域住民が共生・協働し、自立した明るい豊かな地域社会を創造していくことに期待が寄せられた。

 

 

コーディネーターを務めた2011年度 公益社団法人 日本青年会議所 九州地区 鹿児島ブロック協議会 野元 一臣 副会長の進行のもと、引き続き パネルディスカッションが行われた細内 信孝所長にアドバイザーとして参加していただき、パネリストとして以下の3名を迎えた。

 

薩摩川内市峰山地区コミュニティ協議会 徳田 勝章 会長

NPO法人親子ネットワークがじゅまるの家 代表理事 野中 涼子 氏

2011年度 社団法人 奄美大島青年会議所 富 真也 理事長 

 

野中氏・徳田会長がそれぞれの取り組みをスライドを用いながら紹介し、細内所長がCBの観点から評価とアドバイスを加えていく。

 活動の中で難しい部分・問題点を聞かれ、資金面の運用に苦労しているという野中氏・徳田会長。そこにCBを導入し、関わる人たちがしっかりと生活をしながら取り組むことができるようにしていくことが重要と語る細内所長。

 富 理事長も「このように具体例を紹介し、地域にノウハウを伝えることでコミュニティ・プラットホームとしての役割を果たしていきたい」と語った。

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 会場を伊藤観光ドームに移し、エクスカーション(体験型見学)として闘牛観戦が行われた。闘牛は徳之島の勇壮な伝統文化であり、見学者はその迫力に息を呑みながら、地域が培った文化の力強さとその価値を十分に感じ取った。

 

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 その後さらに諸田浜 徳之島リゾートに会場を移し、大懇親会が行われた。徳之島の家庭料理や地酒の振る舞いで鹿児島県内12LOMのメンバーが歓談し絆を深めた。島歌ライブで全員が輪になって踊り一体感や心の繋がりを感じ、鹿児島ブロックが今後も団結していくことを熱く約束しあう一夜となった。

 

  

大会2日目となる6月12日は徳之島町文化会館にて大会式典が行われた。鹿児島ブロック内12LOMの理事長が登壇する際に、それぞれのLOMについて徳之島の子どもたちが調べ、その取り組みや特徴を紹介する手作りの発表を行った。

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今回の主管LOMを務めた社団法人 奄美大島青年会議所の第50代富 真也 理事長から「みなさんようこそ徳之島の地までお越しくださいました。情熱の島・徳之島を感じていただけたかと思う。奄美は昨年九州地区大会の開催が予定されていたものの、豪雨災害によってやむなく断念せざるを得なかった経緯がある。今年ブロック大会という形ではありますが、こうして皆様をおもてなしし、豪雨災害へのご支援に対する感謝を表せたことを非常に嬉しく思う。」と挨拶した。

 

2011年度 公益社団法人 日本青年会議所 九州地区 鹿児島ブロック協議会 山口 就太郎 会長は「このように特色ある素晴らしいブロック大会を行うことができて誇りに思う。しかし大切なのはこのブロック大会で学んだこと、感じたこと、気づきを得たことを、それぞれが各LOMに持ち帰り、参加できなかったメンバーに伝えていくということ。」と挨拶した。

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 2011年度 公益社団法人 日本青年会議所 九州地区協議会 時 忠之 会長からは「昨年実現することがかなわなかった九州地区大会の分の想いも込められた、素晴らしい大会になったと思う。九州地区からも悪天候の中、来年度九州地区大会主管LOMの社団法人 大分青年会議所から平倉 啓貴 理事長や小間貴 広通 実行委員長をはじめとする多くのメンバーが駆けつけた。9月の九州地区大会2011in大分にも、是非多くの皆様のご参加をお願いしたい。」と挨拶した。

 

 最後に、次年度の鹿児島ブロック大会の主管LOMが選出され、社団法人 鹿屋青年会議所に決定した。友情の鍵が社団法人 鹿屋青年会議所 第48代 足立 浩一 理事長に手渡された。

「今回の、徳之島という地域の特色を活かした素晴らしいブロック大会に負けないような、個性のあるブロック大会を鹿屋でも行うつもりなので、みなさま是非ご期待頂きたい。」と挨拶する足立理事長。

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式典終了後には、ブロック大会記念事業として「島魂伝承 ~限界への挑戦~」と題し、徳之島出身で現在アメリカを中心に日本食レストラン「新撰組」を展開経営する重田 光康 氏の講演が行われた。会場には多くの地元住民が押し寄せ、大ホールの席が埋まる程の盛況であった。

開演に先立ち、重田氏本人による空手の基本動作・型・実戦型の乱取り・試割りなどが披露され、観客の度肝を抜いた。

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自らの生い立ち・起業に至るまでの道程や、「新撰組」の経営理念および自身の人生哲学を熱く語る重田氏。徳之島で生まれ、島の魂を受け継ぐことに誇りを持っていると語るその言葉に、観客の中には目に涙を浮かべて聞き入る姿も見受けられた。

 

会場の外では、徳之島町文化会館前広場では「徳之島フェスタ」と銘打って徳之島の地域色溢れる名産品の紹介と販売が行われていた。

 

6月11日、九州本土全域が記録的な豪雨に見舞われる中、汗ばむほどの晴天に恵まれた徳之島。昨年の奄美JAYCEEたちの無念も晴れる輝かしい大会となった。鹿児島JCのメンバーもその情熱と想いを自LOMメンバーに伝える使命感を胸に、2日間の第37回 鹿児島ブロック大会in 徳之島の日程を終えた。

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(撮影・記事: 高山 慎司)