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第9回鹿児島100km徒歩の旅 ボランティア研修(現地調査)

7月10日(日)桜島の地において、第9回鹿児島100km徒歩の旅 第2回講座に向けたボランティア研修および現地調査が行われた。参加する子どもたちにとって危険な可能性がある場所を実際に歩きながら確認するため、ボランティアメンバーが各々の役割をシミュレーションして、連携の確認をするため、そして問題点を確認改善し、万全の状態で8月3日から7日の第2回講座を迎えるために行われたものである。

 

 

 この日の朝9時に、ボランティアスタッフおよび社団法人鹿児島青年会議所 青少年育成委員会メンバー が北埠頭桜島フェリー乗り場に集合した。桜島に渡り、溶岩グラウンド横の桜島総合体育館にて出発前のミーティングを行った。

 

 

班ごとに整列して座った参加者の前で、まず第9回鹿児島100km徒歩の旅 団長の澤 真一 君が「子供たちを預けてくれる親御さんたちが安心して我が子を送り出せるように我々は万全の体制を取らなくてはいけません。今日の研修と現地調査はそのために非常に重要な意味を持っています。各々の役割をしっかりと果たしながら班内および全体の連携を確認してください。また、本日は非常に暑くなってきています。各自水分補給を充分に行って、熱中症にならないよう気を付けてください。事故・怪我なども無いように、今日一日頑張りましょう。よろしくお願いします。」と挨拶した。

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続いて救護班の指導のもと入念な準備運動を行った。そしてボランティア各班より挨拶と連絡事項の通達があった。

 

安全誘導班からは「ひとつだけ必ず守って頂きたいことがあります。安全誘導班の指示・誘導には必ず従って下さい。今日のルートには狭い路肩を通る部分があります。車道にはみ出さないように必ず一列で歩いて下さい。また、安全誘導班のスタッフは無線を持っています。何かあった際の連絡係としても機能できますので声をかけて下さい。よろしくお願いします。」と挨拶があった。

 

給水班がワゴン車で給水ポイントへ出発し、安全誘導班の先行部隊が50メートルほど先に進んでから、全員が一列になって歩き出し、現地調査がスタートした。

 

ボランティアスタッフは各班内で声を掛け合いながら各々の役割を果たそうと真剣な姿勢で臨んでいた。その自主性にこの事業は支えられているということを実感しながら、青少年育成事業であるこの「鹿児島100km徒歩の旅」は、子供たちだけでなくボランティア参加者たちにとって成長の機会でもあるのだと再認識した。

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「チクサクコール!」

「チクサクチクサク」「ホイホイホイ」

「チクサクチクサク」「ホイホイホイ」

「イビ」「チャオ」

「イビ」「チャオ」

「イビ」「チャオチャオチャオ オー!」

 

桜島の歩道に活気に満ちた声が響く。炎天下、アスファルトの照り返しにも苦しめられ、汗だくになりながらも一行は気を緩めずに本番を想定しながら歩みを進めた。

 

 

第一の給水ポイントである鳥島展望所に到着した一行は、班ごとに整列し順番に給水を受ける。

 

先行していた給水班は、設営をしながら敷地内のトイレの確認(水が流れるか・紙があるか等)をし、蜘蛛の巣を取り払ったり不衛生なごみを撤去したりといったところまで気を配っていた。

 

10分間の休憩の間、団長とチームリーダー、および班内でミーティングをし、問題点がないかの確認とその対策を話し合っていた。

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IMG_0473.JPG 今回の昼食ポイントである古里公園に上がる長い階段では息を切らすメンバーもいた。共に助け合いながら苦しみを乗り越える経験は「生きる力の醸成」に確かに繋がると感じた。

 

IMG_0300.JPG 昼食時の一枚。こうして友情・絆を育む機会を提供することも青少年育成事業の重要な一部分である。

 

「尾道渡し」は、信号のない道で数十人が一斉に狭い路肩から反対側の歩道へ渡らなければいけない、ルート上の重大なポイントである。前後からの車が来ないことを確認し、一列全員が迅速に渡りきらなければいけない。確実な安全確認、組織立った連絡系統、子供たちを迅速に移動させる技術などが試される。ボランティアメンバー、青少年育成委員会メンバーともに一丸となって真剣に何度もリハーサルを行った。

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一方、鹿児島市中央公民館の地下1階調理室では、研修を終えて戻ってくる本隊を暖かい料理で迎えるために、調理を担当するボランティアスタッフが豚汁やおにぎりなどを用意していた。

 

第2回講座本番では100人の子供たちとボランティアスタッフ、青年会議所メンバーの分も含めて膨大な量の料理を用意しなければいけない。この役割もまた「鹿児島100km徒歩の旅」を支える重要な一部分である。

 

 

第2回講座スタート地点の桜島総合体育館から国分南小学校までのルートを確認し、この日のボランティア研修および現地調査は終了した。国分南小学校からゴールである鹿児島県民交流センターまでを確認する次回のボランティア研修は7月18日に行われる。

 

 

(撮影:高山 慎司、畑添 貴之)

(記事:高山 慎司)