::【2011年8月】

IMG_0398.JPG8月28日、子供たちが一番楽しみにしていたH-ⅡAロケット19号機は搭載機器に不適合が確認されたため、打ち上げを延期することになった。しかし早起きの子供たちは眠たい目をこすりながら元気いっぱいにラジオ体操をし、朝食をすませると足早にバスに乗り込みGPS宝さがしに出かけて行った。IMG_0342.JPG

バスに揺られながら着いた先は南種子島の浜田海水浴場にある「千座の岩屋」。太平洋の波が造った海食洞窟で1000人もの人が座れる広さがあるという意味でこの名前がついた。干潮時にはその全容が姿を現し、いくつにも枝分かれした洞窟の中に入ることができる。海に向かって大きな口を開けたような形はまさに自然の驚異だった。「よーいドン!」前日青年会議所メンバーがこっそり砂浜に埋めた宝(ペットボトル)を子供たちが我先に見つけようと駆け出していく。GPS機器を頼りに手さぐり、足さぐりで砂浜を掘り起し南国の日差しを背に受け汗びっしょりになりながら、そしてみんなで力を合わせて宝を探し出した。昼食を取り子供たちが大好きな冷たいかき氷を食べた後、再び種子島宇宙センターを目指した。IMG_0353.JPGIMG_0391.JPG

IMG_0341.JPGIMG_0349.JPGIMG_0347.JPGJAXAのご厚意によりHⅡAロケット打ち上げ延期となった代案としてセンター内の芝生ですいか割り大会と火薬式ミニミニロケット発射体験をさせて頂いた。総面積約970平方メートルにもおよぶ種子島東南の海岸線に面した世界一美しい宇宙センターで食べるすいかは格別に甘くてとても瑞々しく子供たちの火照った体を一気に冷ました。十分な休憩をした後、場所を宇宙科学技術館に移しオーディオルームにてHⅡAロケットとスペースシャトルの発射音を大型スピーカーシステムにて体験した。その発射音は実際のロケット発射場より3km離れた場所からの音でその音は体がビリビリと震える程のものであった。すさまじい爆音を体感した後、宇宙センターの紹介VTRを鑑賞した。子供たちは真剣な面持ちで画面に釘付けになり、質疑応答の時には時間が足りないほどであった。IMG_0388.JPGIMG_0371.JPG

楽しい時間はあっという間に過ぎていき、そろそろホテルへと向かう時間になった。2日間お世話になった地に別れを告げ我々は宇宙センターを後にした。ホテル到着後、各自部屋に入り今日一生懸命にかいた汗を仲間たちと共にお風呂で流し合った。さっぱりした後は待ちに待った夕食の時間である。こんなに大勢で食べる夕食は今日で最後、みんな過ぎゆく時間を惜しむかのようにカレーを食べた。

おなかもいっぱいになったところでお別れ会の時間がきた。社団法人福島青年会議所 宮崎 秀剛理事長より挨拶があり「今回みんなが出会IMG_0401.JPGえたご縁を大切にしてほしい、この3日間だけではなくこれかも末永く続けていってもらいたい」と述べた。今回の3日間を振り返るスライドショーをみんな笑いあいながらまた、恥ずかしがりながら少し淋しげに眺めていた。就寝時間もかなり迫り時間をおしてのGPS宝さがしの表彰式を行い。1斑から12班までの子供たちに修了証書が手渡され福島、鹿児島の代表の子供たちがこの3日間の感想を述べた。福島代表の子供は原発の影響で外で思い切り遊べなかったけどここでは何も気にせず遊べてとても楽しかったと語った。最後に社団法人鹿児島青年会議所 末永 考理事長より「今回覚えてもらいたい事は人は明るく前を向いて歩いて行かなければならない、そしてあなたたちが20歳ぐらいになった時、この日本の社会の中心になるのはきっとあなたたちであるのでしっかりと勉強して下さい」と挨拶した。3日間おもいっきり走り回り汗をかいてあごが疲れるくらいおしゃべりをし、友情を深めた仲間たちと部屋に戻り深い眠りについた。

IMG_0410.JPGIMG_0440.JPGIMG_0424.JPGIMG_0446.JPG8月29日、朝から元気な子供たちはホテルのロビーに徐々に集まってきた。各班点呼を取り歩いて港に向かった。いよいよ別れの時である。台風の影響もなく、スムーズに船は西之表港を出港した。9時38分鹿児島北埠頭に到着。閉会式では、福島の子供たちと鹿児島の子供たちがお互いに向かい合い最後の別れの挨拶をした後、福島の子供たちがバスに乗り込むと子供たちは大きな声で「またね。」「元気でね。」「メールしてね。」と本当に別れを惜しみながら手を振って別れを告げた。子供たちの夏休み最後の週末のに、最高の思い出作りが出来た。

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(写真・記事 : 小田 公久)

8月27日朝6時、かごしまコスモアカデミーin種子島2日目を迎えた鹿児島と福島の子どもたち100名は、起床後しっかり身支度と寝具の片付けを行ってからラジオ体操を行う八坂神社境内へと向かった。 

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八坂神社境内に児童100名が集合し、班ごとに整列してラジオ体操を行った。当たり前のことのように見えるが、福島では夏休みの朝のラジオ体操を行っていない所もあるという。この日の種子島は快晴、入道雲が沸く夏空のもと、緑の芝生の上で子どもたちはのびのびと腕を広げていた 。

 

  

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朝食を済ませ、子どもたちが乗り込んだバスが到着したのはJAXA(宇宙航空研究開発機構)種子島宇宙センターの宇宙科学技術館。海に面した広大な敷地に立ち、宇宙と人類のかかわり、人工衛星およびロケットの仕組み等がわかりやすく展示されている。 

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宇宙科学技術館を見学した子どもたちは、施設内のバスツアーで大型ロケット発射場などを見て周った。宇宙科学技術館前の芝生で昼食をとり、しばしの休憩時間。子どもたちは鬼ごっこなど思い切り走り回り遊んでいた。 

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 午後からはJAXAの係員の指導の下、ペットボトルロケットの作成を行った。

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子どもたちは道具を渡したり、譲ったり、作り方が分からない部分を訊いたり、教えたり、工作が苦手な子が出来ない部分を、出来る子がやってあげたりと、コミュニケーションを取りながら楽しく作成に取り組んだ。 

 

 

 

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  全員がペットボトルロケットを完成させてから、各自その作品を手にして集合写真を撮影した。この後、自作のペットボトルロケットを発射させ、種子島宇宙センターをあとにした。

 

再度バスに乗り込み、途中、河内温泉センターにて入浴し、種子島少年自然の家に到着。夕食はバーベキュー、その後天体観測を行った。

 

 

(写真・記事 : 高山 慎司)

8月26日(金)~8月29日(月)の4日間、種子島の地において、鹿児島の児童50名と福島の児童50名、計100名の児童が参加して 「かごしまコスモアカデミー in 種子島」が行われた。

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この事業は2つの目的のもとに行われたものである。

 

・地域社会の健全な発展のため、未来を担う子どもたちに、郷土である鹿児島で宇宙を学び体験してもらうことで、宇宙を身近に感じてもらい、また郷土への誇りを持ち、未来への夢や希望を感じられる心豊かな感受性と想像力を身につけてもらうこと。

 

・【復興支援プロジェクト】として、被災地の子どもたちに、宇宙という未知なる可能性を学び体験してもらう事で、未来への夢や希望を抱き続ける心を持ってもらい、また、 鹿児島の子ども達と楽しい時間を共有し、互いに交流し合う事で、心身共にリフレッシュし、子供らしい笑顔を取り戻してもらうこと。

 

 

8月26日11時、鹿児島南埠頭に鹿児島の参加児童50名が集合した。出発式では2011年度 社団法人 鹿児島青年会議所 末永 考 理事長より子どもたちに「これからいよいよ種子島に向けて出発です。みなさん宇宙についてしっかりと学んできましょう。また、あちらで福島の子どもたちとも合流します。仲良く、一緒に3泊4日のかごしまコスモアカデミーを終えて無事帰れるように、委員会メンバーの言うことを良く聞いて、楽しい夏休み最後の思い出としてください。」との挨拶があり、また鹿児島青年会議所 宇宙を活かしたまちづくり委員会 益満 秀光 委員長から注意事項の説明や乗船チケットの配布等が行われた。

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いよいよ乗船となると大きな荷物を抱えて手を振る子どもたちの姿に、見送りの保護者は不安とわが子の成長への期待とが入り混じった表情で手を振り返していた。 

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高速船トッピーで14時半に種子島港に着くと、初日の宿泊所となるホテルあらきにチェックインし、福島の児童を出迎える準備を行った。各自のネームプレートを作り、また同じ班になる予定の福島の子どもたちの分のネームプレートも作成し、各自家庭から持参した交換用のプレゼントも準備した。

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一方、福島から参加する子どもたちは朝7時に福島駅を出発し、新幹線で東京駅、羽田から飛行機、と乗り継いで昼過ぎに鹿児島空港に到着。さらに高速船トッピーにて17時半ごろ種子島へ到着した。また、ここで共同主催である社団法人 福島青年会議所のメンバーと、社団法人 鹿児島青年会議所のメンバーも合流を果たし、無事の到着を喜びつつこの事業を共に成功させようと誓い合った。

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ホテルに到着した福島の子どもたちを拍手で迎える鹿児島の子どもたち。 移動に次ぐ移動で疲れの色を隠せない表情の福島キッズのために、まずは夕食の時間となった。

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 夕食後、福島の子どもたちは入浴を済ませ、開会式と歓迎会が行われた。まず社団法人 鹿児島青年会議所 末永 考 理事長より「福島の児童のみなさん、ようこそ鹿児島へ。非常に長い距離の移動でみなさんお疲れのことと思います。この自然豊かな種子島で思い切り羽を伸ばしていただければ幸いです。また、社団法人 福島青年会議所の皆様もようこそお越しくださいました。共同主催という形でこの事業を開催できることを非常に喜ばしく思っております。3泊4日の間、よろしくお願い致します。」と挨拶した。

 

 

続いて、社団法人 福島青年会議所 鈴木 智司 副理事長より「このたびは社団法人 鹿児島青年会議所の皆様、この素晴らしい種子島の地にお招きいただいてありがとうございます。この事業のお話を頂いて本当に嬉しく思いました。抽選会には450名以上の子どもたちから応募が殺到しました。ここにいる50名の福島の子どもたちはその中から抽選に残った幸運の持ち主です。その幸運をフルに使って、この得られた機会を十分に活かして、鹿児島の子どもたちと交流し、宇宙についてしっかりと学び、屋外で思い切り遊んで、素晴らしい時間にしてください」と挨拶した。

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その後、作文交換ということで鹿児島の児童代表が作文を読み上げた。

「福島のみなさん、ようこそ鹿児島にお越しくださいました。3月11日の震災では本当に怖い思いをされたことでしょう。今もその恐怖が抜けないという人もいるかもしれません。僕たちにはその思いは想像することしか出来ませんが、この自然豊かな種子島で、僕たちと一緒に宇宙について学んで、楽しい3日間を過ごすことで少しでもリフレッシュしてもらえれば嬉しく思います。」

 

 

続いて福島の児童代表が作文を読み上げた。

「鹿児島のみなさん、この度はこのような素晴らしい事業にお招きいただいてありがとうございます。種子島に着いて、海の青さ、自然の豊かさに驚きました。いま福島の小学生は夏休みだというのに外で遊ぶことが出来ません。学校のプールで泳ぐこともできません。そんな中、この種子島で鹿児島の子どもたちと仲良くなって一緒に思い切り遊べるのが楽しみです。最後に、この事業を企画してくださった社団法人鹿児島青年会議所のみなさん、私たちをここまで連れてきてくれた社団法人福島青年会議所のみなさん、本当にありがとうございます。」

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開会式を終え歓迎会となり、プレゼント交換が行われた。自己紹介をしながら、持参したプレゼントを贈りあう。鹿児島の児童からは、鹿児島の名産品や桜島のポストカード、手書きのメッセージなどが贈られた。福島の子どもたちの緊張もほぐされた様子だった。

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 その後、子どもたちは自力で班のメンバーを探し出し、各自ニックネームを決めてネームプレートに書き込んでから、話し合いで各班のリーダーを決めた。そのリーダーの指示のもと、メンバーの名前と星座の名前を用いたゲームをして、それぞれの班の名前を決めていった。好きな名前を他の班に先に取られてしまわないよう、メンバーが団結して取り組み、鹿児島の子どもと福島の子どもが一気に結束した様子だった。

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リーダーが司会に報告し、ゲームをクリアした班は、自分たちの好きな星座の名前を自分たちの班の名前として付けて歓声を上げていた。班の名前が決まったグループは各自の部屋に戻り、30分程の自由時間のあと21時半には消灯し、かごしまコスモアカデミーin種子島の一日目を終えた。  

  

 

(写真・記事 : 高山 慎司)

 

8月28日(日)鹿児島市社会福祉協議会ボランティアセンターにおいて、第9回鹿児島100km徒歩の旅 第3講座が開催された。

本講座は、去る8月3日から7日までの4泊5日で行われた子ども達100名、学生ボランティア、鹿児島青年会議所メンバーによる桜島~垂水市~霧島市~姶良市~鹿児島市までの約100kmの徒歩の旅である第2講座を検証・総括する目的で行われた。


 IMG_0085.JPGはじめに、鹿児島青年会議所 小牧 正英 副理事長より「きつい100kmを100人が誰ひとり欠けることなく全員でゴールした皆さんです。これからの人生における苦難にも『出きる、出きる、必ず出きる』の精神で乗り越えていけるはずです。」との挨拶があった。

 

 

 

 

 

IMG_0091.JPG続いて、本年度団長で青少年育成委員会 の澤 真一 委員長より挨拶があり、参加した子ども達に「100kmをみんなでゴール出来たことに自信を持ち、5日間で学んだ思いやりの心を忘れないでください。」と語りかけ、参加を承諾して下さった保護者への感謝、本事業を支えたボランティアへの労いの言葉があった。 

 

 

 

 

その後、各班ボランティアによる事業報告が行われ、旅中で子ども達が成長していく姿を目の当たりにしたボランティアたちの生の声が報告された。 

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次に、5日間の様子を記録・編集したビデオ上映が行われ、子ども達は苦しくも楽しかった5日間を思い出して歓喜していた。
また、ひたむきに歩くわが子の姿に目を潤ませている保護者も見られた。 

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ビデオ観賞後、保護者による意見交換会が行われ、今回の100km徒歩の旅に参加したことによって子ども達がどのように成長したかを互いに述べ合い、今後の育成にどのように生かしていくかなど真剣に討議した。

その間、子ども達は別会場で今回の徒歩の旅に参加した動機や参加して感じたことを作文にし、また大きくなった自分への誓いを色紙にしたためた。 

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意見交換会前に書いた保護者がわが子に宛てた手紙、子ども達の書いた作文と色紙は、旅の記録DVDと共に後日郵送される。

 

 別会場の子ども達が合流した後、閉会式となった。 

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ボランティア代表の挨拶があり「私たちボランティアは子ども達に成長のきっかけを与えたにすぎません。今後ともお子さんを慈しみ、温かく見守っていただければ幸いです。」と述べた。 

 

 

 

 

 

 

続いて、子ども達の代表2名の挨拶では「今までの自分は親に甘え、自信が持てなかったが、これからは『かご100』で身に付けた強い精神力で頑張っていきます。」「今回の旅で学んだ事を忘れずに何事にもチャレンジしていこうと思います。」と力強く述べてくれた。 

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DSC00259.JPGその後、本事業の実行委員長で鹿児島のたから創造室 志賀 啓一 室長より「鹿児島青年会議所が主催する鹿児島100km徒歩の旅は本年が最後となりますが、本事業の目的である自立と共助の精神が少しでも皆様方の今後にお役にたちますことを祈念致します。」との挨拶があった。
 

 

 

 

 

最後に参加者全員による「チクサクコール」が会場全体に響き渡り、第3講座は終了した。 

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(記事・撮影:奥 稔、濵脇 義次)

8月24日(水)薩摩kid`s~薩摩のたから探検隊~は、維新ふるさと館横の復元屋敷「二つ家」にて第2回体験行事「Myいろは歌」会を体験した。

この事業は、子供たちに郷土の先人たちのことを学んでもらい、顕彰行事の体験を通して温和慈愛の心を育成し、またその心を具現化するための道徳力・行動力・創造力を持った人材を育成することを目的とする。

 

 

IMG_0027.JPG はじめに鹿児島市観光交流センターにて開会式が行われた。鹿児島青年会議所 第57代 末永 考理事長より「今回の講義も終盤となってきました。本日は鹿児島の偉人が作った『いろは歌』を勉強してもっと身近に感じて下さい。楽しく学びましょう。」と挨拶を述べた。

 

いよいよ講義が始まり、まずは「いろは歌」について薩摩の心育成委員会メンバーより説明があった。

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「いろは歌」とは島津日新公が戦を通じて学んだことやそれまでの人生経験、そしてそこから得た知識や智恵を歌に託して詠んだものです。人としての道、人の上に立つ者の心得をはじめ、武門のこと、上下関係、学問や交友関係など幅広く含んでおり、その精神は儒学や仏教、神道などから取り入れたものが多くみられます。薩摩島津家には郷中教育という制度があります、公の精神はそこでもいかんなく発揮されており、西郷、大久保といった明治維新の志士たちにも大きな影響を与えました。

 

 つづいて探検隊一同は維新ふるさと道路沿いにある石柱に書かれた歌を探して行きます。い・ろ・は・・・組にわかれて自分の名前の歌を探すことで歌にふれて行きましました。途中、郷中教育についての説明をメモしたり歌の意味を考えたり子供、保護者、鹿児島青年会議所メンバー、一体となった取り組みとなった。

 
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その後、復元屋敷の「二つ家」で組対抗戦のかるた大会となった。ルール説明がなされいざ本番。

子供達の中に鹿児島青年会議所メンバーも加わりスタートです。子供達のかるたとりの速さに鹿児島青年会議所メンバーも驚き、ややムキになる場面もあり会場は大変盛り上がった。

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今回探検隊に参加した西田 貫太(12)君は「かるた大会では負けて悔しかったけど、いろは歌の意味が少しづつわかってくるとおもしろい。これからもっと勉強してみたいです。」と感想を述べた。

最後に、薩摩の心育成委員会の山田 拓也委員長が「自分が将来どんな大人になりたいですか?いろは歌やテキストをぜひ参考にして将来について考えてみてはいかがですか?」と子供達へ問いて「Myいろは歌」会は無事に終えた。

 

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記事:森永 一郎

撮影:前原 宏志