::【おぎおんさぁ関連】

7月24日(日)、鹿児島の夏を彩る風物詩、おぎおんさあ(祇園祭)が今年も開催された。

(社)鹿児島青年会議所は毎年一番神輿を担ぐ大役を担っており、本年度は青年会議所現役メンバーと一般参加者、そして一番神輿を担ぐ会の会員、また本年度はこども神輿を1基増やして2基での参加となり、大人子ども併せて総勢270名近くの参加者が集まった。
 
当日は好天に恵まれ、早朝から担ぎ手たちが吹上荘に集合し、到着した人から続々と締込姿に着替えていった。
9時から行われた出発式では、(社)鹿児島青年会議所 第57代 末永 考 理事長から「今年は、3月に東日本大震災が起こりました。鹿児島から元気を発信したいです。そもそもおぎおんさぁは、悪疫退散・商売繁盛・無病息災の願いを掛けて行われます。皆さんの気合いの入った神輿を期待します」と挨拶があり、故郷づくり委員会メンバーの自己紹介、そして本年度、一番神輿頭を務める 世界と鹿児島室 渡 康嘉 室長から「神輿は九基出るが、御神体が入るのはこの一番神輿だけ。どの神輿よりも声をだして気合の入った神輿を担ぎましょう!」と、熱い気合いのこもった挨拶が行われ、担ぎ手一同からも気合いの入った返事があった。
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その後、八坂神社へ移動し、一番・弐番・参番・七番・八番の担ぎ手たちはお祓いを受けた後、神輿宮出しが行われた。
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八坂神社から中央公園までの道中では沿道の方々から力水をかけられ、担ぎ手たちの気合いも一層高まり、中央公園で出迎える四番・五番・六番、そして今年から新しく加わった九番神輿の担ぎ手達からの拍手に包まれながら、無事に神輿宮出しが行われた。
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出迎えには子ども神輿の参加者も整列し、自分の父親が神輿を担ぐ姿を熱いまなざしで見守る子ども達もいた。
 
休憩の後、昨年に引き続き発幸祭が行われるいづろ通り交差点へ向けて神輿連は出発した。沿道の観客が大勢見守る天文館のアーケード内では担ぎ手たちの「ソイヤ!」の掛け声がこだまし、観客からは何度も歓声が挙がった。
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いづろ交差点に全神輿が到着後、発幸祭が行われた。ここで一番神輿に御神体が入れられ、ご神幸行列が始まった。ここからが本番である。
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露払・傘・鉾・牛車等の行列の後、総勢九基の神輿連が歩行者天国となった天文館の電車通りを練り歩き、道中行われる差し上げの演技や稚児上げの際には沿道から拍手と歓声が上がり、担ぎ手たちの気合いも一層高まる。
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その後には12基の子どもみこしも続く。12基の内の2基は鹿児島青年会議所が担当する子どもみこしで、他の子どもみこしに負けない元気な声で「ソイヤ!ソイヤ!」と掛け声をあげていた。参加している子ども達の内、5年生と6年生の男の子たちは締込姿に着替えて参加し、大人顔負けの威勢の良さで沿道の観客を大いに沸かせていたが、沿道からの力水(散水)を浴びると、大声を上げてはしゃぎ、担いでいる時とはうってかわって子どもらしい一面も覗かせていた。
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本年度は発幸祭以降「一番神輿は、神輿には乗らない」と決め、ご神幸行列の間は渡頭も末永理事長も担ぎ手たちと一緒に練り歩き、みんなの心が一体となった一番神輿は更に気勢を上げて突き進んでいった。
そして、着幸祭が行われるアイムビルの前に到着した際には、担ぎ手一同精根尽き果てながらも、やり遂げた満足感と自信に満ち溢れた顔であった。
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九基の神輿がすべて到着し、着幸祭がしめやかに執り行われ、平成23年度のおぎおんさあ(祇園祭)は幕を下ろした。
本祭終了後、吹上荘に戻って懇親会が行われた。
故郷づくり委員会をはじめとする運営メンバー一同から参加者への感謝の言葉が延べられ、無事に担ぎ終えた参加者一同、お互いの労をねぎらっていた。
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(撮影・記事: JC運動発信委員会 )

 

7月23日(土)本祭を翌日に控え18:00から天文館にて、鹿児島祇園祭「おぎおんさぁ」前夜祭が行われた。
 
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(社)鹿児島青年会義所からは、本年度一番神輿頭を務める 世界と鹿児島室 渡 康嘉 室長を始め、各委員会メンバーが参加した。

総勢200人もの担ぎ手が、男神輿2基【参番神輿 天文館中青連】【八番神輿 商工会議所成年部】、女神輿【五番神輿 山形屋】を担ぎ、天神ぴらもーる、G3アーケード、なや通りなどを練り歩いた。

 
この鹿児島祇園祭「おぎおんさぁ」は無病息災・悪疫退散・商売繁盛を祈願しての神事であるという事で、今年、3月に発生した東日本大震災の1日も早い復興を祈り、担ぎ手達は、この「おぎおんさぁ」で鹿児島から元気を発信し、日本を元気にするぞと!気合が入っていた。
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頭が順番で神輿に上がり、元気のいい『ソイヤ、ソイヤ』の掛け声がアーケード中に響き渡る中、多くの観客が練り歩く神輿連を写真やビデオで記念撮影をしていた。

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稚児上げでは泣き叫ぶ子供を頭が神輿の上で抱きかかえ、塩を舐めさせ、軽くコツンと1回神輿にぶつけて、『元気に育つように!』と叫ぶと周りの担ぎ手から『ソイヤ、ソイヤ』の掛け声が起こり、観客からは大きな拍手、歓声が上がり今日、一番の盛り上がりを見せた。 IMG_0658.JPG
 
最後に天神ぴらもーるにて、明日本番を迎る鹿児島祇園祭「おぎおんさぁ」本祭の無事を渡頭を始め、郷土づくり委員会のメンバー一同が祈願して前夜祭を終了した。
 
 
 
〔記事 土  写真 小田、溜〕

7月13日(水)、分家無邪気において「一番神輿決起集会」が開催された。

この決起集会は、(社)鹿児島青年会議所の現役会員やシニアクラブ会員を含む一番神輿を担ぐ会の会員達が一堂に会し、来る7月24日に行われるおぎおんさぁ(祇園祭)に向けて一丸となって取り組む為に毎年開催されているものである。

 

開会に先立ち、(社)鹿児島青年会議所 第57代 末永 考 理事長が「ご神体の入っている一番神輿を元気よく整然とした姿で鹿児島の為に担ぎ上げましょう」と、熱意あふれる挨拶を行った。
 
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続いて、一番神輿を担ぐ会会長 有薗 米也 先輩から「地域のつながりを大事にし、おかげさまの気持ちをもって”無病息災”、”悪疫退散”、"商売繁盛"の願いを込め、市民から『流石一番神輿』と思われるような神輿にしましょう」と、力強い励ましの言葉を頂いた。 IMG_0491.JPG
 
 
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その後、内田 先輩による乾杯の音頭があり、分家無邪気の店内を埋め尽くす数の参加者が今年の神輿にかける意気込みや熱い思いを膝を突き合わせて歓談を交えながら語り合った。
 
 
途中、鹿児島祇園睦会 柳田弘志 総代と本年度から新たに加わる九番神輿の竹元頭が挨拶に来られ、柳田総代から「ご神体の入った神輿を担いで頂いて『一番神輿ここにあり』という姿を見せてください」と激励の言葉をいただき、竹元頭からは「一番神輿さんに相談したら相談した以上のお助けを頂きました。しっかり担げるように一生懸命頑張ります」とお礼の言葉と意気込みを延べた。
また、鹿児島青年会議所の理事役員からも挨拶を意気込みが延べられ、一番神輿頭経験者の先輩方からもおぎおんさぁの歴史や意義、心構えのお話をいただいた。
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会場の盛り上がりが最大限に達したころ、本年度の故郷づくり委員会メンバーの自己紹介が行われた。

一人ひとりが熱意のこもった挨拶とお願いを延べた後、本年度一番神輿の頭を務める 世界と鹿児島室 渡 康嘉 室長から「先輩方から沢山のお話と思いを聞かせていただき、一番神輿はその沢山の思いと気持ちが詰まっている神輿だと気づきました。鹿児島青年会議所一丸となって、鹿児島の為に汗と涙を流しましょう。皆様ぜひご協力をお願いします」と、本年度の神輿に対する気合いの入った意気込みが延べられ、会場を埋め尽くす参加者達も真剣な表情で聞き入っていた。
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また、一番神輿頭経験者でもある 鹿児島青年会議所 野元 一臣 副理事長からも「一番神輿は鹿児島青年会議所の神輿ではなく、鹿児島からお預かりしている神輿です。皆さんの力をお借りしてこれまで以上の神輿になるように挑戦しましょう」と挨拶した。
 
最後に、恒例となっている肩入れが本年度助頭を務める大渕脇 正太君により行われ、会場の外にも響き渡る程の気合いの入った「ソイヤ!」の掛け声で散会となった。
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(撮影: 前原 宏志 )

 (記事: 木瀬 陽史 )

、今年も鹿児島の伝統文化である、「おぎおんさぁ」の季節が、やってまいりました。

 私たち郷土において、数百年の歴史ある「おぎおんさぁ」の中で、唯一御神体をお乗せする一番神輿を、「商売繁盛」「無病息災」「悪疫退散」の願いを込めて担ぎ、鹿児島のまちを威勢良く練り歩きます。

 また、「鹿児島の魅力」、「市民の郷土への愛情と誇りの醸成」、「地域コミュニティ再生」に大きな役割を果たす伝統文化は、地域の財産であり、魅力的で活気溢れる郷土の実現には、我々、青年会議所メンバーと市民の皆様の協働により継承していくことが必要であると考え、本年度も、元気良く、一番神輿を担いでいきたいと思っております。

 つきましては、下記の日程にて「おぎおんさぁ」が実施されますので、是非とも皆様の多大なるご賛同と、ご参加ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

 

 

日時:平成23年7月24日(日)  07:20集合 (07:00より受付開始致します。)

※雨天決行となります。時間厳守にご協力をお願い申し上げます。

 

集合場所:ホテル吹上荘 (鹿児島市照国町18-15  TEL 099-224-3500)

 

その他:当日受付にて、地下足袋(2000円程度)とサラシ(1000円)を販売いたします。

お持ちでない方はお求めください。(昨年の地下足袋並びにサラシをお持ちの

方は、是非ご持参ください。)

     本祭終了後、懇親会(別途参加費徴収3,500円)を開催いたしますので、ご参加くださいますよう重ねてお願い申し上げます。

     

以上

【お問い合わせ】

 ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。

 メールアドレス 

6月27日(月)ジェイドガーデンパレスにおいて「おぎおんさぁ一番神輿勉強会~魅力的で活気ある郷土を目指して~」が開催された。

 

鹿児島青年会議所の先輩方が倉庫に眠っていた1トン神輿を再び担ぎ出してから、今年で28年目の夏を迎える。7月24日(日)のおぎおんさぁ本祭に向けて、おぎおんさぁの意義、おぎおんさぁの歴史とまちとの関わり、および神輿の担ぎ方や安全のためのルール等を学ぶためにこの勉強会が開催された。 

 

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初めに社団法人 鹿児島青年会議所 末永 考 理事長より「おぎおんさぁがそもそもどういう意義を持って行われてきたかということを、参加する担ぎ手一人ひとりがしっかりと理解することが重要である。後ほど郷土づくり委員会から詳しく説明があると思うが、3月11日の東日本大震災があった今年こそ、おぎおんさぁの意義、そして唯一御神体の入った一番神輿の重みというものは、いっそう大きくなる。神事であるので作法をしっかりと学んで、力強くそして無事に着幸祭まで神輿を担いでほしい。」と挨拶した。

 

 

次に、郷土づくり委員会 副委員長 杉尾 巨樹 君より趣旨説明が行われた。「人々が抗えない自然災害や疫病に対して、どのような想いをもって、この神事を行ってきたか。おぎおんさぁの歴史とその意義を、東日本大震災のあった今年の神輿を担ぐ我々はしかと理解しなくてはいけない。本日は神輿の担ぎ方、作法や注意事項、当日のスケジュールも含めて、今年初めておぎおんさぁに関わる仮会員の方にもしっかりと勉強していただき、一丸となって神輿を担ぐ気勢を高める機会にしていただければ幸いです。」と述べた。

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その後、参加者全員で昨年のおぎおんさぁの映像がまとめられたDVDを鑑賞した。

【当日の流れ】

集合 締め込み、肩合わせ

出発式(注意事項説明・気合入れ)、纏振り

八坂神社での御参り、宮出し

神輿の進行の様子、纏振り、稚児上げ

発幸祭・ご神幸行列・着幸祭

懇親会

 

続いて「おぎおんさぁの歴史とまちとの関わり」と題して、郷土づくり委員会によるプレゼンテーションが行われた。貞観11年(=西暦869年)とされる祇園祭(おぎおんさぁ)の成り立ちから、その「疫病祓い」「御霊会」としての本質、および鹿児島での開催の歴史や鹿児島青年会議所の先輩方が果たした役割、市民の方々との関わりやひとづくり・まちづくりへの貢献について、そして無形文化財登録への取り組み、その必要性などについて、スライドを用いながら詳しく説明が行われ、仮会員をはじめ参加者一同は熱心に聞き入っていた。

 

またその後は、文筆家の清水 哲男 氏を招いての談話会(パネルディスカッション)が行われた。コーディネーターは社団法人 鹿児島青年会議所 世界と鹿児島室 渡 康嘉 室長が務めた。 

京都生まれで祇園祭を見ながら育ったという清水氏。現在鹿児島に14年間住み、おぎおんさぁを見続けてきた。「おぎおんさぁは年々華やかになっていっている印象があり、とても良いことだと思う。京都の祇園祭は観光客向けの見世物として飾りつけなどが発展している部分がある反面、儀式を人目に触れない深夜に行うなど神事として厳粛な部分も守られている。おぎおんさぁにとっても祭りとしての華やかさ・集客力と、祀り(神事)としての厳粛さ・意義を両方とも大事にしていくことが大切ではないか」との話を頂いた。

 

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次に、本年度一番神輿助頭(すけがしら)を務める、郷土づくり委員会 副委員長 大渕脇 正太 君の指導のもと、仮会員一同および一般参加者が神輿の担ぎ方を学んだ。

 

仮の担い棒を用い、実際に肩入れ、上げ、「ソイヤ!」の掛け声に合わせての進行、停止、足入れ、下げといった一連の動きと差し上げを行った。気合の入った助頭の掛け声に呼応し、仮会員も「ソイヤ!」「ソイヤ!」と大きな声を上げ、おぎおんさぁ本番の緊迫感と高揚感を予感した様子であった。

 

最後に大渕脇 正太 助頭の「肩入れ!」の掛け声で「ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!!」と参加者全員が大きく声をあげ、大きな意義を持つ今年の神輿への気勢を高めた勉強会は閉会となった。

  

 

(写真:溜 伸康)

(記事:高山 慎司)