::【宇宙を活かしたまちづくり委員会】

IMG_0398.JPG8月28日、子供たちが一番楽しみにしていたH-ⅡAロケット19号機は搭載機器に不適合が確認されたため、打ち上げを延期することになった。しかし早起きの子供たちは眠たい目をこすりながら元気いっぱいにラジオ体操をし、朝食をすませると足早にバスに乗り込みGPS宝さがしに出かけて行った。IMG_0342.JPG

バスに揺られながら着いた先は南種子島の浜田海水浴場にある「千座の岩屋」。太平洋の波が造った海食洞窟で1000人もの人が座れる広さがあるという意味でこの名前がついた。干潮時にはその全容が姿を現し、いくつにも枝分かれした洞窟の中に入ることができる。海に向かって大きな口を開けたような形はまさに自然の驚異だった。「よーいドン!」前日青年会議所メンバーがこっそり砂浜に埋めた宝(ペットボトル)を子供たちが我先に見つけようと駆け出していく。GPS機器を頼りに手さぐり、足さぐりで砂浜を掘り起し南国の日差しを背に受け汗びっしょりになりながら、そしてみんなで力を合わせて宝を探し出した。昼食を取り子供たちが大好きな冷たいかき氷を食べた後、再び種子島宇宙センターを目指した。IMG_0353.JPGIMG_0391.JPG

IMG_0341.JPGIMG_0349.JPGIMG_0347.JPGJAXAのご厚意によりHⅡAロケット打ち上げ延期となった代案としてセンター内の芝生ですいか割り大会と火薬式ミニミニロケット発射体験をさせて頂いた。総面積約970平方メートルにもおよぶ種子島東南の海岸線に面した世界一美しい宇宙センターで食べるすいかは格別に甘くてとても瑞々しく子供たちの火照った体を一気に冷ました。十分な休憩をした後、場所を宇宙科学技術館に移しオーディオルームにてHⅡAロケットとスペースシャトルの発射音を大型スピーカーシステムにて体験した。その発射音は実際のロケット発射場より3km離れた場所からの音でその音は体がビリビリと震える程のものであった。すさまじい爆音を体感した後、宇宙センターの紹介VTRを鑑賞した。子供たちは真剣な面持ちで画面に釘付けになり、質疑応答の時には時間が足りないほどであった。IMG_0388.JPGIMG_0371.JPG

楽しい時間はあっという間に過ぎていき、そろそろホテルへと向かう時間になった。2日間お世話になった地に別れを告げ我々は宇宙センターを後にした。ホテル到着後、各自部屋に入り今日一生懸命にかいた汗を仲間たちと共にお風呂で流し合った。さっぱりした後は待ちに待った夕食の時間である。こんなに大勢で食べる夕食は今日で最後、みんな過ぎゆく時間を惜しむかのようにカレーを食べた。

おなかもいっぱいになったところでお別れ会の時間がきた。社団法人福島青年会議所 宮崎 秀剛理事長より挨拶があり「今回みんなが出会IMG_0401.JPGえたご縁を大切にしてほしい、この3日間だけではなくこれかも末永く続けていってもらいたい」と述べた。今回の3日間を振り返るスライドショーをみんな笑いあいながらまた、恥ずかしがりながら少し淋しげに眺めていた。就寝時間もかなり迫り時間をおしてのGPS宝さがしの表彰式を行い。1斑から12班までの子供たちに修了証書が手渡され福島、鹿児島の代表の子供たちがこの3日間の感想を述べた。福島代表の子供は原発の影響で外で思い切り遊べなかったけどここでは何も気にせず遊べてとても楽しかったと語った。最後に社団法人鹿児島青年会議所 末永 考理事長より「今回覚えてもらいたい事は人は明るく前を向いて歩いて行かなければならない、そしてあなたたちが20歳ぐらいになった時、この日本の社会の中心になるのはきっとあなたたちであるのでしっかりと勉強して下さい」と挨拶した。3日間おもいっきり走り回り汗をかいてあごが疲れるくらいおしゃべりをし、友情を深めた仲間たちと部屋に戻り深い眠りについた。

IMG_0410.JPGIMG_0440.JPGIMG_0424.JPGIMG_0446.JPG8月29日、朝から元気な子供たちはホテルのロビーに徐々に集まってきた。各班点呼を取り歩いて港に向かった。いよいよ別れの時である。台風の影響もなく、スムーズに船は西之表港を出港した。9時38分鹿児島北埠頭に到着。閉会式では、福島の子供たちと鹿児島の子供たちがお互いに向かい合い最後の別れの挨拶をした後、福島の子供たちがバスに乗り込むと子供たちは大きな声で「またね。」「元気でね。」「メールしてね。」と本当に別れを惜しみながら手を振って別れを告げた。子供たちの夏休み最後の週末のに、最高の思い出作りが出来た。

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(写真・記事 : 小田 公久)

8月27日朝6時、かごしまコスモアカデミーin種子島2日目を迎えた鹿児島と福島の子どもたち100名は、起床後しっかり身支度と寝具の片付けを行ってからラジオ体操を行う八坂神社境内へと向かった。 

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八坂神社境内に児童100名が集合し、班ごとに整列してラジオ体操を行った。当たり前のことのように見えるが、福島では夏休みの朝のラジオ体操を行っていない所もあるという。この日の種子島は快晴、入道雲が沸く夏空のもと、緑の芝生の上で子どもたちはのびのびと腕を広げていた 。

 

  

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朝食を済ませ、子どもたちが乗り込んだバスが到着したのはJAXA(宇宙航空研究開発機構)種子島宇宙センターの宇宙科学技術館。海に面した広大な敷地に立ち、宇宙と人類のかかわり、人工衛星およびロケットの仕組み等がわかりやすく展示されている。 

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宇宙科学技術館を見学した子どもたちは、施設内のバスツアーで大型ロケット発射場などを見て周った。宇宙科学技術館前の芝生で昼食をとり、しばしの休憩時間。子どもたちは鬼ごっこなど思い切り走り回り遊んでいた。 

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 午後からはJAXAの係員の指導の下、ペットボトルロケットの作成を行った。

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子どもたちは道具を渡したり、譲ったり、作り方が分からない部分を訊いたり、教えたり、工作が苦手な子が出来ない部分を、出来る子がやってあげたりと、コミュニケーションを取りながら楽しく作成に取り組んだ。 

 

 

 

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  全員がペットボトルロケットを完成させてから、各自その作品を手にして集合写真を撮影した。この後、自作のペットボトルロケットを発射させ、種子島宇宙センターをあとにした。

 

再度バスに乗り込み、途中、河内温泉センターにて入浴し、種子島少年自然の家に到着。夕食はバーベキュー、その後天体観測を行った。

 

 

(写真・記事 : 高山 慎司)

8月26日(金)~8月29日(月)の4日間、種子島の地において、鹿児島の児童50名と福島の児童50名、計100名の児童が参加して 「かごしまコスモアカデミー in 種子島」が行われた。

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この事業は2つの目的のもとに行われたものである。

 

・地域社会の健全な発展のため、未来を担う子どもたちに、郷土である鹿児島で宇宙を学び体験してもらうことで、宇宙を身近に感じてもらい、また郷土への誇りを持ち、未来への夢や希望を感じられる心豊かな感受性と想像力を身につけてもらうこと。

 

・【復興支援プロジェクト】として、被災地の子どもたちに、宇宙という未知なる可能性を学び体験してもらう事で、未来への夢や希望を抱き続ける心を持ってもらい、また、 鹿児島の子ども達と楽しい時間を共有し、互いに交流し合う事で、心身共にリフレッシュし、子供らしい笑顔を取り戻してもらうこと。

 

 

8月26日11時、鹿児島南埠頭に鹿児島の参加児童50名が集合した。出発式では2011年度 社団法人 鹿児島青年会議所 末永 考 理事長より子どもたちに「これからいよいよ種子島に向けて出発です。みなさん宇宙についてしっかりと学んできましょう。また、あちらで福島の子どもたちとも合流します。仲良く、一緒に3泊4日のかごしまコスモアカデミーを終えて無事帰れるように、委員会メンバーの言うことを良く聞いて、楽しい夏休み最後の思い出としてください。」との挨拶があり、また鹿児島青年会議所 宇宙を活かしたまちづくり委員会 益満 秀光 委員長から注意事項の説明や乗船チケットの配布等が行われた。

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いよいよ乗船となると大きな荷物を抱えて手を振る子どもたちの姿に、見送りの保護者は不安とわが子の成長への期待とが入り混じった表情で手を振り返していた。 

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高速船トッピーで14時半に種子島港に着くと、初日の宿泊所となるホテルあらきにチェックインし、福島の児童を出迎える準備を行った。各自のネームプレートを作り、また同じ班になる予定の福島の子どもたちの分のネームプレートも作成し、各自家庭から持参した交換用のプレゼントも準備した。

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一方、福島から参加する子どもたちは朝7時に福島駅を出発し、新幹線で東京駅、羽田から飛行機、と乗り継いで昼過ぎに鹿児島空港に到着。さらに高速船トッピーにて17時半ごろ種子島へ到着した。また、ここで共同主催である社団法人 福島青年会議所のメンバーと、社団法人 鹿児島青年会議所のメンバーも合流を果たし、無事の到着を喜びつつこの事業を共に成功させようと誓い合った。

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ホテルに到着した福島の子どもたちを拍手で迎える鹿児島の子どもたち。 移動に次ぐ移動で疲れの色を隠せない表情の福島キッズのために、まずは夕食の時間となった。

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 夕食後、福島の子どもたちは入浴を済ませ、開会式と歓迎会が行われた。まず社団法人 鹿児島青年会議所 末永 考 理事長より「福島の児童のみなさん、ようこそ鹿児島へ。非常に長い距離の移動でみなさんお疲れのことと思います。この自然豊かな種子島で思い切り羽を伸ばしていただければ幸いです。また、社団法人 福島青年会議所の皆様もようこそお越しくださいました。共同主催という形でこの事業を開催できることを非常に喜ばしく思っております。3泊4日の間、よろしくお願い致します。」と挨拶した。

 

 

続いて、社団法人 福島青年会議所 鈴木 智司 副理事長より「このたびは社団法人 鹿児島青年会議所の皆様、この素晴らしい種子島の地にお招きいただいてありがとうございます。この事業のお話を頂いて本当に嬉しく思いました。抽選会には450名以上の子どもたちから応募が殺到しました。ここにいる50名の福島の子どもたちはその中から抽選に残った幸運の持ち主です。その幸運をフルに使って、この得られた機会を十分に活かして、鹿児島の子どもたちと交流し、宇宙についてしっかりと学び、屋外で思い切り遊んで、素晴らしい時間にしてください」と挨拶した。

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その後、作文交換ということで鹿児島の児童代表が作文を読み上げた。

「福島のみなさん、ようこそ鹿児島にお越しくださいました。3月11日の震災では本当に怖い思いをされたことでしょう。今もその恐怖が抜けないという人もいるかもしれません。僕たちにはその思いは想像することしか出来ませんが、この自然豊かな種子島で、僕たちと一緒に宇宙について学んで、楽しい3日間を過ごすことで少しでもリフレッシュしてもらえれば嬉しく思います。」

 

 

続いて福島の児童代表が作文を読み上げた。

「鹿児島のみなさん、この度はこのような素晴らしい事業にお招きいただいてありがとうございます。種子島に着いて、海の青さ、自然の豊かさに驚きました。いま福島の小学生は夏休みだというのに外で遊ぶことが出来ません。学校のプールで泳ぐこともできません。そんな中、この種子島で鹿児島の子どもたちと仲良くなって一緒に思い切り遊べるのが楽しみです。最後に、この事業を企画してくださった社団法人鹿児島青年会議所のみなさん、私たちをここまで連れてきてくれた社団法人福島青年会議所のみなさん、本当にありがとうございます。」

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開会式を終え歓迎会となり、プレゼント交換が行われた。自己紹介をしながら、持参したプレゼントを贈りあう。鹿児島の児童からは、鹿児島の名産品や桜島のポストカード、手書きのメッセージなどが贈られた。福島の子どもたちの緊張もほぐされた様子だった。

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 その後、子どもたちは自力で班のメンバーを探し出し、各自ニックネームを決めてネームプレートに書き込んでから、話し合いで各班のリーダーを決めた。そのリーダーの指示のもと、メンバーの名前と星座の名前を用いたゲームをして、それぞれの班の名前を決めていった。好きな名前を他の班に先に取られてしまわないよう、メンバーが団結して取り組み、鹿児島の子どもと福島の子どもが一気に結束した様子だった。

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リーダーが司会に報告し、ゲームをクリアした班は、自分たちの好きな星座の名前を自分たちの班の名前として付けて歓声を上げていた。班の名前が決まったグループは各自の部屋に戻り、30分程の自由時間のあと21時半には消灯し、かごしまコスモアカデミーin種子島の一日目を終えた。  

  

 

(写真・記事 : 高山 慎司)

宇宙を活かしたまちづくり委員会では、8月事業として、「コスモアカデミーin種子島」を開催いたします。鹿児島市内の小学5・6年生を対象とした、参加者50名を募集中です。

当委員会では平成21年1月10日に鹿児島市教育委員会が、JAXA宇宙教育センターと宇宙教育活動に関する協定を締結した事に着目し、鹿児島の子どもたちが郷土である鹿児島で、宇宙を身近に感じ体験する事は、子どもたちの心に鮮明な記憶として刻み込まれ、郷土を誇りに思い、夢や希望を感じられる心豊かな感受性と想像力を身につける事ができると考えます。

そして、その子どもたちが宇宙と言えば鹿児島という意識をもって成長し大人になる事で、将来、誰もが宇宙を身近に感じ、日常当り前のように意識し、「宇宙に近いまち鹿児島」として認識されるよう活動して参ります。

 

参加申込書

    応募期間は平成23年7月22日㈮~8月3日㈬までの先着順とさせていただきます。      お申し込みは、この用紙に記入の上FAXにてお申し込みください。

4月26日(火)、鹿児島市立科学館において「大人のための宇宙学校」と題し4月公開例会が開催されました。

 

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開会にあたり、主催者を代表して社団法人鹿児島青年会議所の末永 考理事長より

「私たちのまち鹿児島は、県内にロケット発射基地2箇所を擁する、宇宙に近いまち。鹿児島青年会議所は10数年前から宇宙というテーマを用いて地域活性・ひとづくり・まちづくりに取り組んできました。本日は約160名の一般参加者の皆様にご参加頂き、本当にありがとうございます。今後もこのような市民参加型の事業を行ってまいります。これからも市民の皆様の積極的なご参加をお待ちしております」と挨拶がありました。

 

また、本来火曜日を休館日としている鹿児島市立科学館の、本例会への特別なご協力に対し、深い感謝の意を述べました。

 

 

 

IMG_6602.JPG次に、本例会を設えた、宇宙を活かしたまちづくり委員会の益満 秀光委員長より趣旨説明がありました。

 「私たちのまち鹿児島は多くの魅力を持った素晴らしい郷土であり、また、その中でも宇宙の魅力に触れられる恵まれた環境にあります。本例会を通して、市民の皆様が日常生活の中で少しでも、宇宙を身近に感じ意識して頂けるようになればと思います。」

 

 

 

■第一部:プラネタリウム鑑賞

 

会場の照明が暗転し、ドームに(4月26日)の鹿児島の夜空が映し出されました。

時間の経過とともにうつろいゆく星空の様子と、しし座・おおくま座・うしかい座・乙女座・からす座・かに座…神話や言い伝えを交えながら春の星座の見つけ方の解説が行われました。興味深く聞き入った参加者は、忘れていた星空の魅力を思い出している様子でした。

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続いて、鹿児島市立科学館の宇宙劇場プログラム「HAYABUSA 〜BACK TO THE EARTH〜」の上映が行われました。CGを用いて小惑星探査機「はやぶさ」の7年間の軌跡を感動的に描いた約60分の映画で、「はやぶさ」が本当に多くの危機を乗り越え、大気圏で燃え尽きながらも小惑星イトカワの微粒子を含んだ回収カプセルを地上に届けるラストシーンでは、多くの参加者が感涙する姿が見受けられました。

 

 

 

■第二部:講演

 

プラネタリウム鑑賞終了後、はやぶさ打ち上げ当時の内之浦宇宙空間観測所 所長であり、現JAXA技術参与、そしてNPO法人「子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)」の会長である的川 泰宣(まとがわ やすのり)氏に講演を行っていただきました。

 

 ※講師プロフィールはこちら))) 

 

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小惑星イトカワの名の由来ともなった、ペンシルロケットの開発者であり「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」糸川 英夫氏がロケット発射基地の建設地を内之浦に決定したときのエピソードから、現地調査チームが地元婦人会からの差し入れで励まされた話や、打ち上げ成功を願う地元住民たちが神社にお参りする姿を見た話などを挙げ、「世界中に数々のロケット発射基地があり、私はその多くに足を運んでいるが、鹿児島・内之浦ほど地域の人たちと深く暖かい心の交流がある打ち上げ施設は他にありません。」と語られました。

 

 

そして「数々の困難を乗り越えて計画の成功を手にしたはやぶさプロジェクトチームの強みは、ミッション(使命)を高いレベルで共有し、がっちり固いチームワークで結ばれていたことでした。人生で最も大切なものは、逆境とよき友である。東日本大震災を受け、まさに日本は逆境に立たされている。いまこそ一億の心をひとつにして、再び光り輝く日本を!」という氏の言葉に、多くの参加者が胸を打たれ、宇宙というものが我々にもたらしてくれる感動や未来への希望がいかに大きなものであるか、いかに大切なものであるかを噛み締めるとても有意義な講演となりました。

 

 

 

 

IMG_6621.JPG最後に、末永 考理事長より、的川 泰宣氏へ「私も母方の実家が種子島だったので、幼いころロケット打ち上げの振動で家が揺れた思い出があります。やはり鹿児島はとても宇宙とつながりの深い地域であり、その魅力を伝えていくことが大切です。この例会を通して、参加者の皆さんが宇宙への興味を改めて感じ、宇宙に近いまち鹿児島の魅力を再認識していただけたなら幸いです。宇宙というものを通して学べるものは数多くあります。的川さんが講演でおっしゃっていたように、日本が逆境に立たされている今こそ、我々鹿児島青年会議所が先頭に立って日本を引っ張っていく気持ちで頑張りたいと思います。今日は本当に貴重な講演ありがとうございました。」と謝辞を述べられました。

 

 

 我々鹿児島青年会議所メンバーにとっても、鹿児島のもつ魅力のひとつとして宇宙との繋がりというものがとても大切なものであることを再認識する機会となり、また、未来の鹿児島を担うことになる子供たちにも、宇宙のロマン・感動を伝えていく必要があると感じました。

そして、将来を見据えながら、やるべきことを確実にやっていく、的川氏が講演の中で引用されていた碁の言葉、「着眼大局 着手小局」を行っていこうと決心した例会になりました。

 

 

(記事: 高山 慎司)

(撮影: 仙田 匡拡、奥 稔、溜 伸康)