::【九州地区協議会】

9月9日(金)~11日(日)の3日間、大分市のiichiko総合文化センター・全労災ソレイユ・大分銀行ドーム等の地において「九州地区大会2011 in 大分」 ~LOCAL TO GLOBAL 私たちが創る!世界に誇る自立した地域の創造~が開催された。

 

鹿児島JCからも多くの参加者が大分の地に馳せ参じ、本年度九州地区協議会および主管LOM・大分JCが設えた数々のフォーラム・セミナーなどに積極的に参加し、自立した地域の創造に向けた多くの気付き・学びを得られる場となった。また昨年度、奄美大島の地で豪雨災害のためやむなく開催中止になった九州地区大会、その2年越しの想いの結実を見届けることともなった。

 

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9日(金)九州地区大会初日、春日神社において九州地区協議会役員による成功祈願祭および結団式が執り行われた。大会開催期間中の雨天が心配されていたが、当日は九州地区の全JAYCEEの思いが雨雲を押し退けたかのような、白く輝く好天に恵まれた。 

 

 結団式では2011年度 公益社団法人 日本青年会議所 九州地区協議会 会長 時 忠之 君より「いよいよ、我々が予定者段階から一年かけて準備をしてきた九州地区大会、その本番がやってきたわけですが、みなさん、どうですか。これ以上ない、というぐらい完璧に準備は出来ていますか。九州地区内77LOMから多くのメンバーがここ大分の地に集ってきていただいております。そのみなさんに必ず、必ずや何かしらの気付きや学びを持ち帰っていただいて、それぞれのLOMで自立した地域の創造に向けて日々の活動に活かしてもらえるような、そんな大会にしなければいけません。本番まで気を抜かずに、ありとあらゆる手を使って、まだ何か出来るんじゃないか、もっと効果的に伝える方法はないか、設えに手抜かりはないか、ギリギリまでチェックをしていってください。」と挨拶した。 

 

 

午後からは九州地区協議会役員および九州地区内77LOM理事長が集い、第2回 会員会議所会議が行われた。議題は以下の2件

 

1.2012年度 九州地区協議会 会長 選任の件

2.屋久島JC設立の件

 

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 1については次年度会頭候補者として、熊本JCから出向の橋本 龍生 君が指名され、選任を受けた。

 

2については九州地区協議会として屋久島JCの設立を満場一致で承認した。残すは日本青年会議所での審議通過をもって、九州地区に第78番目のLOMが誕生する運びとなる。 

 

 

 承認を受けて、屋久島JC初代理事長予定者の緒方 理一郎 君より「本日は我々屋久島JCの設立をご承認いただき本当にありがとうございます。あとは日本本会でのご承認をいただいて、年内には九州地区に新しいLOMとして仲間に加えていただくことになるかと思います。分からないことばかりですので、先輩方みなさまが頼りです。よろしくお願い致します。」と挨拶した。

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時 会長・屋久島JCメンバー・浦 直前会長 

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鹿児島JCメンバーと屋久島JCメンバー

 

 

 

 

 

  

 10日(土)10:00よりメインフォーラムⅠとしてiichiko総合文化センター グランシアタにて、基調講演「自立した地域の創造」と題し、ワタミ株式会社 取締役会長の渡邉 美樹 氏の講演が行われた。

 

また、第二部では下記の3名をパネリストにお迎えしパネルディスカッションが行われた。

・ワタミ株式会社 取締役会長  渡邉 美樹 氏

・大分学研究会会長       辻野 功  氏

・大分県知事          広瀬 勝貞 氏

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 午後からは以下のような九州地区委員会の設えによるセミナー・フォーラムが行われた。

・ナショナルアイデンティティ確立フォーラム ~西村 眞悟&時 忠之 ライブトーク「国家論」~

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・地域防災フォーラム「防災塾 ~その時あなたに何ができるか~」(講師:生島 ヒロシ氏)

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・九州ツーリズムフォーラム ~地域の誇りを発信しよう!私のまちのツーリズム~

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 また、同時並行で大分銀行ドームにおいて、地域活性九州たから市が行われ、九州各地の「地域のたから」である名産品などが紹介・販売されていた。九州ビジネス部会のブースの出展も行われた。

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 11日(日)9:30よりメインフォーラムⅡとしてiichiko総合文化センター グランシアタにて、 「Take Action! ~あなたの一歩が地域のフィールドを広げる~」と題し、元Google Inc.副社長 兼 Google Japan 代表取締役社長の村上 憲郎 氏の講演が行われた。

 

 市民参加型のこの事業では、村上氏の講演、および地区会長との対談を通じて、まず行動するということの大切さ、まちづくりの主役は地域の私たちひとりひとりであることなどを学べた。  16.JPG

 

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メインフォーラムⅡ終了後、そのまま九州地区大会2011 in 大分を締めくくる大会式典が行われた。会長挨拶、直前会長挨拶、来訪シニア紹介などの後、友情の鍵伝達式が行われた。

 

地区大会主管LOMを務めた大分JCの2011年度理事長 平倉 啓貴 君より「友情の鍵」が返還され、2011年度 公益社団法人 日本青年会議所 九州地区協議会 会長 時 忠之 君が受け取った。

 

 

そして 2012年度 公益社団法人 日本青年会議所 九州地区協議会 会長予定者の橋本 龍生 君から、2012年度 九州地区大会主管LOMの宮崎JC 2011年度理事長 岡田 憲明 君に「友情の鍵」が手渡された。  18.JPG

 

今年3月11日の東日本大震災を受け、私たち西日本の地域が日本経済を支えていく必要がある経済的状況の中で、また、地方分権が進む政治的状況の中で、地域の自立は喫緊の課題となっている。私たちの住む地域が経済力・防災力・政治力・ブランド力などを確立し、ひとつひとつの地域が世界の中で個性を発揮し、主役となっていかなければならない。そのためにまず私たち市民のひとりひとりが行動を起こさなければならない。その行動を起こすためのヒント・気付き・学びを得るチャンスがふんだんに盛り込まれた地区大会であった。

 

私たち鹿児島JCメンバーも今後のLOMでの運動に活かせる多くの気付きや学びを得た、有意義な地区大会であった。

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(写真・記事  高山慎司)

 

 6月17日(金)および18日(土)、鹿児島青年会議所から末永 考理事長をはじめとする有志メンバーが宮城県亘理郡亘理町における復興支援ボランティア活動に参加した。

 

これは公益社団法人 日本青年会議所が推し進める東日本大震災に対する復興支援活動のうち、宮城県への支援を担当している九州地区協議会のもと、鹿児島ブロックが宮城県亘理郡亘理町にある亘理町災害ボランティアセンター(以下、亘理VC)での活動を担うにあたったものである。

 

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 朝8時30分、ボランティア新規登録を済ませ、マッチングを行う。マッチングとはその日に被災者から亘理VCに寄せられた依頼の内容をスタッフが説明し、その案件へのボランティア参加者を募ることである。

 

当日、亘理VCに寄せられていた依頼の内容のほとんどは、がれきや泥の撤去、家屋の内部解体や家具の運び出しなどであった。また場所は津波被害の大きい荒浜地区が主であった。

 

 マッチングにより活動先が決定したら、参加者でチームを組みオリエンテーションを受ける。そしてチームリーダーの指示の下、必要な道具を亘理VCから借り出し、チームメンバーの自家用車等に分乗して目的地へと向かう。

 

亘理VCにはおよそ平日100名から150名、土日は300名から400名のボランティアが集う。鹿児島から参じた青年会議所メンバー以外にも日本全国からボランティア希望者が集まっていた。また、亘理VCのスタッフ自体もボランティアである。

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 スコップ・箒・ちりとりをはじめとする各種清掃道具や、手袋・マスク・長靴など、ボランティア活動に必要な物はほとんど貸し出しがあり、ボランティアに参加できる環境が整っていた。

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 鹿児島青年会議所メンバーが担当することになったのも荒浜地区。亘理VCから車で約20分。その道の途中、がらりと風景が変わる。

 

ほとんど無事に見える内陸部から、ある一線で明らかな「被災地」に変わる。津波の被害が及んだ範囲は家が流され、基礎だけが残り、がれきが散乱する衝撃的な状況であった。釣り船が庭先に転がり、木々は根ごと横になっている。現実感のないテレビの映像だけでは実感し得なかった被災地の惨状を、実際に見て感じた。

 

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到着した現場では、依頼者の立会いの下、浸水した床や壁を剥がしたり、使えなくなった家具を運び出す作業を行った。依頼者は意外にも、とても明るい笑顔で「鹿児島に戻ったら、東北は元気です!と伝えてください」とおっしゃっていて、参加者一同「人間の強さ」というものに胸を打たれ、また自分たちの日ごろの生活および青年会議所の活動にも改めて気を引き締めて取り組まねばならないと感じた。

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今回のボランティア活動を通じて、参加者は被災地を実際に見て、その悲惨さを肌で感じた。また、ボランティア作業をする中で、人間の手作業で行える復旧のいかに微々たるものか、この地が元のように美しく笑顔あふれるまちに復興するまでにどれだけの努力が必要かと思うにあたり、東日本の復興なくして日本の復興はない、他人事ではない、今後とも日本全国から長期間にわたる継続的な物的・人的支援が絶対に必要であると痛感した。

 

戦後最大の国難と呼ばれる東日本大震災。戦後「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもとに創立された青年会議所であるならば、この国難に際してもその志をもって日本中の青年が持てる力を集結して乗り越えなければならない。必ずまたボランティアとしてこの地に戻ってくること、そしてこれからも鹿児島青年会議所から多くの人的支援を被災地に届けられるよう努力することを胸に誓い、亘理の地をあとにした。 

 

(撮影:鹿児島青年会議所 副理事長 野元 一臣、鹿児島青年会議所 JC運動発信委員会 高山 慎司)

(記事:鹿児島青年会議所 JC運動発信委員会高山 慎司)