室・委員会方針

世界と鹿児島室

室長:渡 康嘉

世界のボーダレス化が進む今日の社会は、人や物などのあらゆる面で、地域を超えて多様的に繋がっています。それに伴い、人の個性や地域性などが希薄化しているように感じられます。更には、従来の中央集権型社会も過渡期を迎え、地方分権の必要性が声高に叫ばれる中、鹿児島に住む私達が、世界との多様な繋がりを尊重しつつ、鹿児島らしさを確立させ、世界中の地域と共に発展していかなければならないのではないでしょうか。

 当室では、郷土への深い愛情を持ちつつも、世界中の異なる文化や価値観を尊重し、鹿児島ため、日本のため、そして世界のために率先して行動する人材を育成して参ります。鹿児島には、多くの素晴らしい歴史文化、風土が存在します。その中でも、文化は地域の人々の日々の営みの積み重ねであり、地域の特色を色濃く現すものです。まずは、鹿児島の文化を切り口とし、JAYCEEを含む市民が一体となり、他に誇れる郷土づくりを進めることで、確かなコミュニティと、郷土愛に溢れる鹿児島に繋がります。また、世界との多様な繋がりの中において、鹿児島から世界を感じ、更には、世界から鹿児島を感じる時、郷土への想いを更に深めると同時に、違う文化や価値観を受け入れる心が育まれます。他を受け入れ、認め合い、尊重し合う心の醸成、そして、人と人から地域と地域、更には世界のコミュニティへの発展を目指し、他国との人的交流を図って参ります。そうすることで、鹿児島に住むみんなが、多様な分野で、みんなのために個性を発揮しながら、能動的に行動出来るひとへと成長し、笑顔溢れ、国際的で魅力ある鹿児島が創られていきます。

そして、郷土愛が広がり、関わりあいの中からコミュニティの拡がりが生まれていきます。更には、社会全体をよりよく創造していく意識へと変化することで、世界と共に恒常的に発展する鹿児島となり、日本を、そして世界をよりよく変えていくと確信いたします。

郷土づくり委員会

委員長:谷 明伸

日本は高度成長期を経て、物質的には豊かになりましたが、それに伴い、見えにくくなったものもあるように感じられます。それは、安らぎのある生活や心の豊かさを重視する傾向が年々強まっていることからもうかがわれます。このような時代において、文化は、郷土愛を感じられ、心が豊かになるものとして、また、誇りを持った特色ある地域を形づくるうえで、ますます重要になっているのではないでしょうか。
 
当委員会は、郷土愛を感じながら、その価値を市民へと伝播し、共に郷土鹿児島を形づくるひとを育てることが使命だと考えます。その為に、まずは、これまで積み上げてきた郷土の奥底にある心、郷土愛へと繋がる伝統文化を切り口として、その精神性や風習を学び、郷土愛を引き出して参ります。そして、日々の営みの中から生まれた伝承文化に対する感謝の気持ちを持つことやこれまで伝統文化を継承し、我々を育ててくださった、先人たちへ感謝の念をもち、次世代の子どもたちや地域住民に伝えるように取り組んで参ります。更には、世代間において、連綿と続くまちづくりを行っていく為にも、伝統文化を受け継ぎ、守っていく事の大切さを伝えて参ります。そして、行く末にも途絶えることなく魅力ある郷土を伝承し、郷土に対して愛情のある市民を育んで参ります。その様な市民で溢れる鹿児島は、多くの有機的に繋がるコミュニティが構築され、各世代が一体となったまちづくりを展開していく事が出来ると考えます。以上の取り組みによって、特色があり、誇りのある鹿児島づくりへと繋がると信じ、元気に行動して参ります。
 
我々JAYCEEと地域住民が、共に郷土愛を持ち、魅力ある郷土づくりのために行動することにより、まちは元気になり、人と人との心の繋がりが強固となることで、魅力的で活気溢れるまち鹿児島となり、更には笑顔溢れるまち鹿児島に繋がると確信致します。

国際交流委員会

委員長:宮田 孔

ボーダレス化の波により、世界中が多様的に繋がる現在において、人と人、地域と地域は、密接な状態にあると考えられます。このようなグローバル化した社会において、自分を見失わず、周りと共存していく為には、郷土への愛に裏打ちされた強さと、違いを柔軟に受け入れられる思いやりを持つことが必要です。また国際交流とは、その言葉を口にせずとも、身近な友情を世界に拡げて行くこと、分け隔てなく付き合えることだと考えます。

普段から育んでいる友情を世界中に広げていく為に、世界から鹿児島、また鹿児島から世界を見ることの出来るひとづくりを行って参ります。まず郷土を愛し、自国を愛する気持ちを持つことから始めます。己を自覚することでこそ、相手を正面から受け止められます。自分を、鹿児島を、そして日本を愛すことが、他国との思いやりのある関係を築くこととなるのです。鹿児島JCは32年の長きに亘り、利川JCと相互訪問やホームステイ事業を通した交流を行なってきました。利川JCとの相互訪問を通じ、お互いの共通点や違いを知り、受け入れていくことが必要です。また、自分自身が気付かない良さを再認識し、自分を知ってもらい、相手を知り、友情を育みます。そしてホームステイ事業を通じて、鹿児島の未来を背負う子ども達にも国際交流を体験してもらい、相手への思いやりを繋げて参ります。また、行政機関等と連携をとりながら国際交流に関する調査研究を行ないます。各種団体が取り組む国際交流の調査研究を行なうことで、今後私達JCがどの様な国際交流事業を展開すれば国際交流の裾野が広がっていくのかを検討して参ります。

国際交流事業を通じて、国という枠を飛び出して友情を育むことで、鹿児島だけでなく世界中みんな笑顔で溢れます。また、先人から未来へと襷を受け渡すことで、その笑顔が絶えないように致します。「友情」という言葉をキーワードに笑顔溢れる世界を目指します。