理事長所信

みんなのために~笑顔溢れる鹿児島・日本・世界に向けて~

新しいJCとして

サンフランシスコ講和条約締結による日本国の国際社会への復帰よりも1年早く、1951年にJCIの認証を受けて日本青年会議所が誕生しました。
2010年、公益社団法人格を取得し、みんなのために、より公益性の高い団体として、公益社団法人日本青年会議所は新たなスタートを切りました。

57番目に認証を受けた鹿児島JCも、2011年、みんなのために、より公益性の高い活動・運動を目指して新しいJCに生まれ変わらなければなりません。

青年会議所とは

青年会議所とは、理想に燃える青年が、未来への期待を強く持ち明るく豊かな社会を目指して活動する団体です。
会員が高い理想と、未来への大いなる夢を持って、地域の発展のために、他人が手をつけないことを先んじて行い、世間が欲してもなかなか行えないことを次々と成就させていく。そこに所属する我々青年は、次代の担い手として責任を自覚し、広い視点を持って、ダイナミックに行動すべきと考えます。

志を同じくするものが、特定の個人の利益ではなく、みんなの利益のために奉仕という目的を掲げ、その奉仕活動を通じて、個人の修練を積み、より良い人材を作り上げ、さらに、会員相互の友情を深めつつ、強く影響し合い、刺激し合って、「若さ」が持つ未来への無限の可能性を自分たちの手で効果的に描き出すことが必要です。

JCの目指すべき姿、Jayceeのあるべき姿

目指すべき、あるべき姿を実現するために、我々Jayceeは、奉仕・修練・友情というJC三信条をしっかりと認識し、社会活動を実践すべきです。一人の力でなく、大きく社会を動かす力を発揮するために、心を一つにし、鹿児島JCとして大きな社会変革を起こすことが、地域から求められていることであり、我々が行うべきことであると思います。

組織として会員一人ひとりの心を一つにするためには、青年らしい自由で闊達な議論が必要です。このために、鹿児島弁でいう「議を言うな」を実践したいと考えます。
世間一般で言う「議を言うな」は、とにかく「文句を言うな」と言われていますが、私が考える「議を言うな」とは、個々人がしっかりと意見を出し、活発に議論を行い、物事を決める。決まった後で、「文句を言うな」ということです。誰かが我々の行動の方向性を決めるのではなく、鹿児島JCの会員一人ひとりが、みんなで議論に加わって、みんなで決めていくものであると思います。

そのために、Jaycee一人ひとりがまず青年会議所を好きになることが大事です。好きな人が出来た時に、その相手は何が好きか、嫌いか等、知りたくなった経験があるはずです。その時と同じように青年会議所を好きになって、青年会議所のことをもっと知りたいと思ってもらいたい。

青年会議所のことを知るためには、参加することが重要です。参加することにより気づきや学びを得ることができるのです。

参加するからまちづくり・ひとづくりへの理解が深まる。理解が深まるから、人に伝えたくなる。

伝えることは拡大活動に繋がり、その結果仲間が増え、ひとからひとへ伝播していく。この伝播のサイクルを創り上げることによって、鹿児島JCはより市民運動の中心となり、多くの市民を巻き込み「明るい豊かなまち鹿児島」を創り上げると確信します。

鹿児島の青年として

島津家の庭園である仙巌園には、日本庭園にあるべき築山や溜池が存在しません。
桜島が築山であり、錦江湾が溜池なのです。

私はこのことを知った時にスケールの大きさに感動を覚えると同時に、自分の小ささを知りました。
鹿児島の偉人たちは、自分たちの活動の場、思考の場を制限することなく、世界を見据え、行動を起こしました。時代は違えども、同じ青年として、我々もダイナミックな行動を起こすべきです。

鹿児島には、無数の有形・無形の素晴らしい資源があります。
日頃生活を送っていると忘れがちですが、他地域ではありえないほど多くの偉人を輩出し、自然豊かな地域です。雄大な桜島や錦江湾、史跡。こんなに過去からの遺産が多く残っている地域はありません。

しかし残念ながら、現状としては、この遺産を活かし切れていない状況にあります。鹿児島にある雄大な自然を活かしたJC運動を展開するために、市民と共に自然を有効活用する未来の形を描くべきであると考えます。また、この自然環境を守るためにもメンバー全員で、自分たちの出来ることを一つずつ実践することが求められます。

同じように、鹿児島にしか存在しない特性を活かしたJC運動を展開するために、より未来を見据えた行動を起こすべきです。そして我々の住む地域・コミュニティを愛する心を育成し続けることによって、郷土愛を育むことが大事です。

さらに、鹿児島にそもそもある精神性を見つめなおし、次世代の育成を図る必要があります。また、自分たちの地域を見つめることで他の地域との違いも認識し、そこで相互理解を深めることが地球市民としての視点を持つことにつながります。

ダイナミックなJC運動を組織として一丸となって推進するためには、鹿児島JCの組織力の強化を図る必要があります。我々の運動を広くアピールし、仲間を集め、しっかりとした組織運営をすることが重要になります。

笑顔の伝播

我々Jayceeは、明るい豊かな社会の実現のために、自己犠牲も厭わず、率先して行動しなければなりません。
鹿児島JCは市民意識変革のために市民運動の中心となり、多くの市民を巻き込み「明るい豊かなまち鹿児島」を創り上げる存在でなくてはならないのです。
これを実践できた鹿児島JCは、全員一丸となった青年経済人の集まる、更なる魅力的な鹿児島になくてはならない存在の団体へ発展します。

こういう時代だからこそ、辛くても、苦しくても、常に笑顔で、市民の中心となって行動しなければなりません。我々が真剣に鹿児島のことを考え、笑顔で行動し続けていくことによって、自然と我々の周りから笑顔が溢れるはずです。

笑顔の種を増やし続ける。
この活動こそがJC活動そのものであり、地域を動かす原動力になるのです。

青年会議所は、鹿児島JCだけでなく、鹿児島県に、九州に、日本に、世界に広がっています。多くの仲間が同じ志を持って鹿児島JCと同じように行動しています。我々の活動のステージは無限に広がっているのです。

鹿児島JCの一人ひとりのJayceeが行動することにより、鹿児島に住むすべての人々が、希望を持ち、楽しく暮らせるまち「笑顔溢れるまち鹿児島」になる。鹿児島JCが行動することにより、広がる。
さらに、日本・世界に伝播すべく行動しよう。

みんなのために、みんなで、笑顔溢れる鹿児島・日本・世界に向けて行動しよう!!

社団法人 鹿児島青年会議所 第57代理事長 末永考