KJC News Entry

鹿児島コスモアカデミー2012~宇宙いっぱいバスツアー~

IMG_8049.JPG9月15日(土)16日(日)の2日間に亘り、「鹿児島コスモアカデミー2012~宇宙いっぱいバスツアー~」が開催されました。この事業は、1泊2日の宇宙の学習や様々な体験を通して、参加した80名の子供たちに宇宙の素晴らしさや楽しさを伝え、宇宙に一番近いまち鹿児島から大きく夢をもって羽ばたく人材を育成する目的で行われました。また今回は鹿児島大学のボランティア8名の方々にも参加していただきました。

バスツアーは先ず初めに、鹿児島市立科学館にて「さよならスペースシャトル~有翼宇宙船30年の軌跡~」と題した夏番組と「オーロラを見た恐竜たち」のドームシネマの上映が行われました。子どもたちは皆、熱心にまた目をキラキラと輝かせてドーム型ビジョンを見あげていました。保護者の方々も一緒に参加され、大人も子ども達も、広く大きな宇宙の物語やそれにまつわるエピソードに感動していました。

 

IMG_8122.JPGIMG_8109.JPGその後、移動となりました。まずは市立科学館から国立天文台VERA観測所(薩摩川内市入来町)へ向かいます。

保護者の方々が手を振り子どもたちを見送る中、子ども達も大きく手を振りながら、元気に出発して行きました。これから始まるバスツアーの体験学習に胸を躍らせているようでした。

 

IMG_8132.JPGVERA観測所に到着後、鹿児島大学教授 面高俊宏(おもだかとしひろ)先生による宇宙の講義や観測所の活動について、そして施設等の説明が行われました。このVERAと呼ばれる電波望遠鏡は直径23mの大きな望遠鏡です。これは、銀河系すべてを観測でき、10マイクロ秒角の性能があります。例えると月面上の1円玉を判別できるぐらいになります。この電波望遠鏡は、銀河系の謎を探る各種研究や地球自転や地殻変動の測定といった地球惑星科学方面での活用も期待されています。子どもたちはこの巨大な電波望遠鏡をみて驚き、そして熱心にメモを取っていました。

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IMG_8211.JPGそして次の目的地、薩摩川内少年自然の家に向かいました。到着後早速施設のオリエンテーションが始まりました。このオリエンテーションはこの少年自然の家でのルールやマナー、後片付けの基本的なこと等の説明がありました。子ども達は基本ルールをひとつひとつ確認していました。

IMG_8274.JPGその後、YAC(日本宇宙少年団) 中村賢太郎さんによって、窒素実験が行われました。液体窒素マイナス196度の中にゴムボールをいれるとどうなるかという実験やバラの花をいれて花がばらばらに砕けてしまう実験などすべてが初めての体験のようで、子どもたちは積極的に実験を覗き込んだり、元気よく発表したりして興味津々の様子でした。

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そして、夕食。学生ボランティア、青年会議所メンバーともに食事をし、これからのことや今日の感想等をお互い話しながら楽しく食事をしました。

 

 

IMG_8365.JPG食事後は、せんだい宇宙館において天体望遠鏡から星をみる予定でしたが、生憎の天候のため、予定を変更して宇宙館の説明と星についてのアトラクションで子どもたちは宇宙のことについて学んでいました。子どもたちは疲れも見せず元気よくいろいろなアトラクションにチャレンジしていました。

その後、宿舎に戻り今日1日の感想を書き、就寝。1日目は終了となりました。

 

IMG_8455.JPG2日目は、朝6時半に起床し、まずは布団の片付け・そして清掃・体育館でのラジオ体操を行いました。また、お世話になった少年自然の家のスタッフの方々に全員で元気よく感謝のお礼をいいました。

そして、宇宙を活かしたまちづくり委員会 副委員長 大楽芳照君より、2日目の説明があり、台風の影響のためスケジュールの変更点についての確認が行われました。そして朝食に全員で向かいました。まだまだみんな元気です。その後、お世話になった少年自然の家へお礼を再度いい、次の目的地、副田小学校へ向かいました。

 

IMG_8543.JPG副田小学校では、さっそく今回のメインであるペットボトルロケット作成に取り掛かりました。色をカラフルにする子ども、ロケットの前部に詰め物をいれて飛距離をのばそうとする工夫する子ども、思い思いのアイディアを詰め込んで、子供たちはいろいろなロケット作成をしていました。皆飛ばす時を楽しみに鹿児島JCメンバーや講師の方々に積極的に質問をしていました。

 

IMG_8569.JPG そしてペットボトルロケットの噴射を行い、各自の力作を飛ばしあいました。打ち上げ前、子ども達は自分が作ったロケットが上がるか心配そうでしたが、無事上がると歓声を上げて喜んでいました。

 

 

 

IMG_8623.JPG昼食後、バスツアー閉会式が行われました。閉会式では 宇宙を活かしたまちづくり委員会委員長 小田公久君より、「2日間でのこの体験はいかがでしたか?。宇宙についてこの体験を通して昨日より大きく成長出来たことと思います。私は皆さんの夢や可能性を信じております。この中から宇宙にかかわる仕事をする子。もしくは、宇宙パイロットが生まれると思っています。皆さんの将来の可能性はこれからです。2日間有難うございました。」と、参加した子どもたちみんなの将来むけた、無限大の可能性を期待した挨拶があり閉会となりました。

 

この2日間の貴重な経験を通して、子どもたちが学んだことは「宇宙の知識」だけではなかったことと思います。子どもたちの可能性は無限大です。参加した子供たちのさまざまな分野での活躍を心から信じ、期待しています。

 

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  • 記事:溜 伸康
  • 撮影:谷明神、永山 亮平、畑添 貴之、溜 伸康